オシキャット

美しいスポット(斑点模様)がちりばめられた、輝く短い被毛のオシキャットは、野生をイメージした斑点模様のハイブリッド(混血)の大柄な猫です。アメリカライオン(クーガー)の顔、胸幅があり胴長な体形は、優れた筋肉で重量感にあふれ、たくましさを感じさせます。大きな顔は、「クーガーフェイス(アメリカライオン)」といわれ、頑丈でやさしさにあふれ人が大好きです。

ヒョウ、チーター、マーデイ、オセロットなど、美しいスポット(斑点模様)の毛色の野生の猫族は、多くの愛猫家の憧れのようです。いろいろな猫種の交配が試されましたが、1966年、ミシガン州のバージニア・ダリー女史はアビシニアンとシャム猫を交配させて、このスポットのある猫の作出に成功したのです。そして登録における間違いからアメリカン・ショートヘアーの血が交えられたこと、それが幸いして、オシキャットの体は大きくたくましくなり、 銀色の毛色も加えられました。1978年、CFAにより公認されています。現在では、この猫種の改良のためにアビシニアンとの交配は認められていますが、 シャム猫とアメリカン・ショートヘアーは認められません。

野生猫の美しさ、アメリカライオン(クーガー)の顔、大柄な体は胸幅があり、胴長でたくましさを感じさせます。美しいスポット(斑点模様)がちりばめられた輝く短い被毛のもち主。

やさしさにあふれ、人が大好きです。

頑丈で大きな体に育てるには、自由に遊べるスペースが必要で、広さよりも高さが大切です。ロープを巻いたり登り木を工夫するとよいでしょう。