シャルトリュー

肩幅が広く、頑丈で中くらいの胴体、濃いオレンジ色に輝く丸い目、口元をすぼめて微笑む表情、丸く幅広い頭、直立した中くらいの耳、ふっくらした頬をしています。

古い歴史をもち、1750年の書かれた悲しみの小説に登場した「ヨーロッパを代表する4匹の猫の中の1匹」がシャルトリューです。猫名の由来は、最高級のリキュールを製造することで知られているフランスの「シャルトリューズ修道院」からいわれるように、寺院や貴族に愛育されていたシャルトリューは、次第に一般の愛猫者に飼われるようになり、現在でもフランスの家庭猫の代表として知られています。第二次大戦後の1960年代の後半にアメリカに渡り、1987 年にCFAで公認されました。日本には1970年代にフランスから輸入され、ペットショップで「フランスの貴公子」との宣伝文句で人気をえました。最近では、アメリカから優秀な猫が輸入され、繁殖も活発にされています。

オシャレな青いマントをつけたフランス代表の小粋の猫は、羊の毛のようにガサガサした感じの被毛で、ちょっとおどけたような表情がかわいい猫です。

普段はとても静かでやさしいのですが、環境の変化や他人を嫌うようです。

猫好きには気にならない匂いも、飼わない人には嫌な匂いに感じることがあります。特にトイレはこまめに洗うようにしてください。