ハバナブラウン

体は中型で、筋肉が発達しています。毛色は赤茶色で暖かみのあるブラウン、ピカピカした光沢があり、ピタリと体に張りついた短い毛質で、滑らかで柔らかい手触りです。

美しいチョコレート色の短毛猫の歴史はイギリスで始まり、古くは、1800年代の記録に残されています。本格的に新しい猫種としての繁殖は、大戦後の 1940年代の後半からスタートして、ブラックの家庭猫とシールポイント(アザラシ色)のシャム猫が基礎になっています。ハバナブラウンの名称の由来は、ハバナの最高級の葉巻タバコと同じ赤褐色の毛色をしていることから名づけられています。1954年にはイギリスにおいて「チェスナットブラウン・フォーリン」の名称で血統登録され、まもなく、アメリカに渡りました。CFAでは「ハバナブラウン」の名称で、1964年に公認されました。最初の頃は、キャット・ショーで勝ち続けたことから、人気も高まったのですが、現在、アメリカにおいても非常に数が少ない猫種です。

特徴的なユニークな顔は、頭部は横よりも縦に長く、頬が凹んで、口元が飛び出したようにプックリして、卵型の目は濃いグリーンに輝いています。

好奇心が強く外交的で、とてもやさしい猫です。

とてもよく動き、高い場所が大好き、ロープを巻いた柱や自然木を利用して、猫のお気に入りの猫ツリーを作ってください。