特徴
全体的に肉づきがよくがっしりした体格のブルドッグは、肩幅が広く、重心が低くどっしりとした外貌が特徴的です。こういった安定感のある体格は、もともと大きな動物と闘うために重要視されたものでした。また、体の割に大きな頭部を持っていることでも知られています。頭部の周囲の長さを測ると、地面から肩までの高さと同じか、それよりも大きい犬がほとんどです。このような大きな頭部は頑丈な顎周りの筋肉を発達させることに大いに役立ちました。また、ガップリと獲物に食らいついたら、そのままの姿勢を保ったまま、鼻から呼吸することができるマズル(鼻口部)も特徴的です。
走る能力を求められなかったブルドッグは、どっしりとした四肢を持ち、のびやかで、左右に体を揺らす独特の横揺れ歩きを見せます。